これぞドタバタラブコメディ!! 「ゲーマーズ!」 レビュー!

   

放映時期 2017年7月~9月
原作 葵せきな
公式サイト http://www.gamers-anime.com/
評価点数:83点(良作) ★★★★☆

 

あらすじ:主人公である雨野景太は、ゲーム好きな楽しみを持つ一方、人見知りで他の人と遊ぶことはしない男子学生。ある日、学内アイドルである天道花憐と出会い、彼女の所属するゲーム部に勧誘される。しかし、彼はその誘いを断ってしまう-。

 

序盤のラノベ臭い展開からは思いもよらぬ良作

本作の第一話は正直微妙だ。

あらすじとしては、ゲーム好きで友達もいない主人公が、一人でゲーム屋で新作を物色しているところを、学園一の美少女に、「ゲーム部」に入らないかと声をかけられる。
オドオドしているうちに、言われるがままにゲーム部を見学することになり…

凄まじくラノベ臭いあらすじだと思ってしまった(笑)

正直、第一話の序盤では主人公に何の好感も抱いていなかったし、こういう展開にもうんざりしていたので、切ろうかと迷った。

しかし、一話の終盤で、この作品の主人公の個性が出て来る。

 

普通なら美少女な先輩と一緒に楽しむ「ゲーム部」なんて、断る要素はない。
しかし、主人公はゲーム部の誘いを断る。

このゲーム部、大会に出て成績を出したりと、割りと「ガチ」でゲームをプレイしている人たちの集まりだ。

そうした集まりに対し、主人公は参加することを拒否する。

自分の中で、ゲームというものは「ワイワイ」と楽しくやるものであり、「ガチ」な環境でゲームをやるのは自分の主義に反すると。

 

この主義自体はともかく、美少女にホイホイ付いていって流されたりせず、自分の主義主張を曲げないところに自分は好感を持った。

 

この主人公の意見を聞いて、この作品を見続けてみようと思い変わった。
中々こうして自分の意見を言う主人公は居なかったからである。

ひと味ちがう主人公であり、この作品の大きな魅力の一つになる。

 

魅力的な男脇役は名作の条件

今作品で個人的に一番好きだったのは、上原という主人公の親友ポジのキャラだ。

彼は、元々は主人公と同じような冴えないゲームオタクだったが、高校デビューしてリア充の仲間入りと果たした人物だ。

そんな彼が、主人公とかつての自分を重ねるエピソードも良いし、その後に「リア充」なんて言葉を安易に使う主人公に思わず声を荒げてしまうシーンも良い。

 

正直、この作品一番の常識人は彼だろう。(最も、多少は世間とズレているところもあるが)

彼の的確なツッコミによってギャグもメリハリが出て来るし、変人の中で一人だけ常識人でいることによる苦労人感は、非常に愛おしい。

また、常に冷静でいるというわけではなく、自分の彼女のことになると、途端に動揺し、ギャグキャラのようになるのも普段のギャップも相まって面白い。

 

個人的には、こういう学園モノには面白くて魅力的な男の脇役キャラがいるだけで面白さがグンッと違ってくると考えている(例:CLANNADの春原)

上原の存在がこの作品の魅力を大きくあげているのは間違いないだろう。

 

ひたすらに勘違いが重なっていく

勘違いが勘違いを呼び、思いもよらぬ展開になっていく。

 

それがこの作品の中盤の流れだ。

正に「ドタバタ・ラブコメディ」というジャンルがこの作品にはピッタリだろう。

 

勘違いによって三角関係だったり、最早何角関係なのか分からなくなるくらいこんがらがるが、それらは全てギャグ調であり、話がドロドロしたりすることはまったくない。
あくまでギャグだ。

 

純粋にこの中盤のドタバタ感がコメディとして非常に完成度が高い。
勘違いによって各キャラが右往左往している様は、素直に面白い。
ここまでドタバタな展開をよく思いつくなと感心してしまう。

 

特にこのドタバタパートに貢献しているのが、主人公とあぐりという女の子の二人だ。
この二人が素直かつアホかつ無駄に行動力があるので、話が凄まじい勢いでややこしくなっていく。

この二人のアホすぎる関係に、微笑ましくならない人はいないだろう。
一番微笑ましいのはこのアホに振り回される上原の存在だが(笑)

 

終盤は本当のラブコメに

そして10話前後、終盤に入る辺りで、少しだけシリアスな雰囲気になる。

といっても、話が暗くなるわけではない。

少しだけ、ドタバタがなくなり、「ラブコメ」というジャンルになっていく。

 

自らの恋心に気づき、相手のことを意識し始める…
そんなラブコメの王道を終盤に持ってくる。

こうした普通のラブコメとしても脚本の完成度は高く、思わず続きが気になって見てしまう。
前述した勘違いの連鎖も終わりを迎えそうになり、終盤の展開は非常に心地よい展開だ。

 

誰にでもオススメ出来る良作ラブコメ

基本的に誰にでもオススメ出来る質の良いラブコメである。
ゲームネタも多いが、わからなくても話は分かるし、キャラも展開も魅力的なので、全く問題ない。

綺麗に物語も終わらせているし、最終話は実質おまけのギャグ回だったが、魅力的なキャラを思う存分堪能出来たので良いファンサービスだった。

 

まだあまり本筋に絡んでいないキャラも、魅力的な展開を作ってくれそうなキャラばかりなので、非常に2期が待ち遠しい。

是非円盤が売れて欲しい作品である。

 


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ビッテンk

ビッテンk

熱いアニメが大好きな暇人。小池和夫じゃないけど、キャラクターを重視してアニメを見ることが多い。好きなキャラができれば多少の粗は見逃してしまう。飽きっぽいので途中で切ってしまうアニメが多いのが欠点。

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