「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」レビュー! 未視聴の人は人生の喪失レベル!?

      2016/08/30

機神大戦ギガンティック・フォーミュラ 1 [DVD]

放送時期 2007年4月~9月
原作 きむらひでふみ(原案)
公式HP http://www.gigantic-f.com/

クラウド (EM-cloud) と呼ばれる電磁雲で覆われ、エネルギークライシスと、紛争の火の手に包まれた世界。
そんな世界に光をもたらしたのは、かつて発見されていた巨大な彫刻頭像がもたらす、無尽蔵のエネルギーだった。
そして、『巨神頭像』を基に世界各国で建造された12体のロボット『ギガンティック・フィギュア』により、全地球の覇権を占う世界大戦がはじまった。

評価得点:★★★★☆ 83点(良作)

※ネタバレを含ません

 

暗く重いシナリオが続くが、完成度は高い

全体的な雰囲気は暗い。

とにかく非常に暗いし、重い。
雰囲気として近いのは、有名どころでは「蒼穹のファフナー」とかだろう。
戦うたびに暗くなるし、話が進むたびに重くなる。

 

だが、面白い。

 

重く暗く突き詰められたシナリオは冴えていて、最後まで安定している。

独特のタッチを持ったキャラクターデザインと合わせて、見る人を選ぶ可能性はある。
ただ、シナリオの充実度については間違いがない。

 

キャラクターが背負う重み

物語はGガンダム的な「国家間の戦争の代理人としてのロボットバトル」だ。

 

この「国家間の戦争」というテーマが、非常によく練り上げられている。
似たような概略だが、物語の雰囲気も含めて、Gガンとの類似性は絶無と言っていい(笑)
というより、本作は一見すれば巨大ロボット同士が戦うロボットバトルアニメなのだが、その実は完全な「戦争」アニメである。

そして大小様々な陰謀が入り乱れた「戦争」の中で、戦争に翻弄される登場人物たちをしっかり描いているのが、本作の魅力となる。
主人公とヒロインをはじめとした日本の物語の完成度は当然高い。
だが、むしろ本作の凄みは物語の中盤あたりから散見される、日本以外の別の国の話だろう。

本来なら中だるみの話数稼ぎとみられてもおかしくないのだが、これの完成度が非常に高い。
たいていのキャラクター(他国の搭乗者)はぽっと出だが、それでもかなり面白く見えてしまう。
しっかりと個々が描かれているという、シナリオの力の象徴だ。

それぞれのキャラクターがそれぞれのエピソードを背負い、それぞれに戦う理由を持ち、戦わなければいけない重みを背負っている。
故に本作は、重厚な謀略の渦の中で、人と人の想いが激突する良作なのだ。

 

シリアスな作風だが、暗いだけでもない

何度も言う通り、話は暗い。
無条件に誰にでもオススメできるアニメ……では決してないかもしれない。

一方で、作品は決して暗いだけではない。
物語に一本通った線は、闇に包まれた少年少女の未来を、確かな道筋として描き出している。
青春の要素も盛り込みつつ、迷い悩む子供たちが、しっかりと前に進むさまを、きちんと描破しているのだ。

かなりオススメの良作である。

 

個人的には、ヒロインがポニーテール大和撫子でツボでした(笑)


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セトシン

セトシン

子育て中三十路副業ブロガー。「天地無用!」の砂沙美ちゃんに魅了され、アニメの世界にどっぷり浸る。 アニメはとにかくシナリオ重視。芯のあるアニメが大好き。泣きたいけど泣かせにかかる要素は大嫌い。とにかくハッピーエンドで泣かせて欲しい人。

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