映画「ドラえもん」おすすめランキング!これを見ないのは人生の損失だ!!【前編】

      2016/07/28

「子供向け」でありながらも、入魂の脚本で万人を圧倒することで有名な劇場版「ドラえもん」。

声優が変わったり、作画が崩れたり、内容が腐ったり、様々な紆余曲折(w)がありましたが、本日はそのドラえもん映画の中から、「最高に面白い!生きているうちに見るべき!」と思えるレベルの5作品を独断と偏見でピックアップ!
小さい頃にVHSがすり切れるまで見た想い出の作品も、ごく最近劇場で見たあの作品も、まとめて一気にランキングしてみます!!

 

……最新入るかな??(笑)

 

第5位 のび太と雲の王国(第13作目)

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武田鉄矢の染み入るようなテーマソングが響く、ドラえもん映画界の秀作。
「最も深いドラえもん」と謳う人もいるように、込められたテーマ性はとんでもなく深く、かつ直球である。

自然破壊や兵器問題といった、人間の負のテーマを「ど」がつくほどストレートに描いた作品性は、この頃の「アニマル惑星」などの作品から割と見ることができる。
それ以前の世代(一桁世代)が割と「こっそり」とテーマを載せてきたのに比べれば、本作を含むこの「十代」はかなりテーマ性が強い作品が多い。
それを「押しつけがましい」とみるのか、「深い」と捉えるのかは人によるだろう。

 

ただし、そのテーマ性の高さとまるで相反するように、劇場版ドラえもんの持つ「冒険性」が犠牲になってしまっているのが、本作最大の難点である。

ドラえもんの秘密道具で築き上げられた雲の王国は、言ってみれば箱庭だ。
本作における冒険とは、言ってみればその箱庭での「楽しい遊び」に過ぎない。
未知の領域における「ハラハラ、ドキドキ」はごくわずかである。

これは本作だけでなく、「十代」のドラえもん映画によく見られる物足りなさだ。
メッセージ性が強いのは良いにしても、本来のドラえもん映画が持っていた「大冒険」の要素が薄らいでいては、本末転倒というべきだろう。
まあ十分に面白いんだけどね(^^;

 

第4位 のび太の魔界大冒険(第5作)

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とんでもなく怖いドラえもん。

それこそがこの「魔界大冒険」だ。
小さい頃にはあまり見なかった作品だが、それもこれも全て「見たら一人でトイレに行けなくなる」からさっ!!(笑)

 

改めて見返すと、圧巻なのが全体の構成だ。

突然石になったのび太とドラえもんが空から落ちてくる…という薄気味の悪い展開は、伏線の張り方としては文句なし。
魔法世界での導入部でドラえもんらしい「大冒険」感覚を盛り上げつつも、魔界との遭遇で一気にスリリングな路線に引っ張られる。
美夜子さんをネコとして描いたのも、ドラえもんらしいキャラクター構成を壊さない巧みな配慮であり、同時に彼女の持つ切迫感や使命感を引き上げるためのハンデにもなっている。

 

とまあ、こういった素晴らしさはあるものの、本作の最大のウリは「スリル」だろう。
作品全体の放つ「ホラー」な感じは、他のドラえもん作品ではマネできない唯一無二だ。

冒頭の「石になったのび太とドラえもん」から続くスリリングな展開がラストまで持続する。
出てくる敵は「メドゥーサ」を筆頭にした本物の「悪魔」であり、展開が助長する「追いかけてくる」感がハンパない。
特にラスト近辺の逃亡劇はスリル感が圧巻であり、石ころ帽子をフルに使った逃亡劇から冒頭の伏線の解消まで、本作最大の見せ場だろう。
そして同時に、小さい頃の自分が一人でトイレに行けなくなったシーンでしたw

 

余談だが、2007年にリメイクされた『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』は決してつまらなくはないものの、本質的には改悪である。
現行ドラえもんの持ったコミカルな魅力には、この作品のホラー感は明らかにミスマッチだったようだ。

 

第3位 のび太の海底鬼岩城(第4作)

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「海と山を両方楽しんでしまう!」というドラえもんらしい超発想から、海の奥深くの海底山脈でキャンプを張ることから始まる物語。

その「大冒険」感覚は間違いなくドラえもん映画史上屈指だ。
同時に謎に満ちた海底人の存在や、突如出てくるお化け潜水艦の恐ろしさも含めて、エンターテイメント性もしっかりと磨き上げられている。

前作である「大魔境」が山奥の秘境(スケールは遙かにデカいが…w)というイメージだったのに対して、本作は海底の秘境ということで、対比的な印象も受ける。
が、内容的にはあくまでも「大魔境」と同一の路線であり、繰り広げられるのは「わくわくどきどきの大冒険」だ。

海底人という要素が途中まで隠されているため、「エル」たちに対する感情移入は前作の「ペコ」に及ばない。
その分を補ってあまりあるのが、秘密道具であるバギーだ。
怖いほどに機械的でしかない彼(?)のAIが、徐々に魅せてくる人間性。
そしてラストの雄々しさたるや、「どんなジャイアンでもバギーには及ばないぜ!」といった感じだろうか(笑)

その鮮烈なラストシーンはドラえもん映画史上でも1、2を争うインパクトを誇っており、喪失感を抱えたままに終わる珍しい作品でもある。
「泣き」路線ドラえもん映画、その元祖と呼べるのは本作なのかもしれない。

 

(ランク外)のび太の恐竜2006(第26作目)

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本ランキング中に新世代ドラえもんが全く登場しないので(汗)、初作である「のび太の恐竜2006」をランク外ながらもここに紹介しておこう。

声優交代も含め、様々な想いがある新世代ドラえもんだが、個人的には応援している。
交代当初は散々に叩かれた新ドラ声優陣だが、水田わさびの演技によってドラえもんが「のび太の友達」に再び帰ってきたことは、あまりにも大きいと思う。
大山ドラは素晴らしかったが、ドラえもんが「のび太のおばあちゃん」になってしまっていた感は否定できない……。

 

さて。

ランキング外とはしたものの、新世代ドラえもん初作である「のび太の恐竜2006」は間違いなく面白い。
旧作とどちらが上かは評価が難しいところだが、水田ドラらしいコミカルな要素を積載した本作は、

「これが新しいドラえもんだ!」

という決意を、「敢えて旧ドラ映画初作をなぞる」ことで宣言して魅せたのだと思っていたし、それは非常に雄々しい決意だと、新スタッフを称えたい気分になったものだ。
(後にそれは私の勘違いだったことがわかるww)

方向性として言えるのは、むしろ旧「のび太の恐竜」よりも、子供向けにリーチし易い作品を作り上げたことだろう。
旧作の感動やシリアス感を一部失うのは覚悟な上で、水田わさびの演技を活かしたコミカルさをキーにして、子供向けに「敢えて大味」にしたのだと思う。
それが本作の決定的な短所になっているかと言えばそんなこともなく、長編ドラえもんらしいスリルを見事に保ちながら物語が微妙に再構築され、むしろスムーズに流れている印象を受ける。

優秀な原作を使っているから当然ではあるものの、その完成度は本作以前の、過去10作ほどの「暗黒期」な旧ドラ映画を間違いなく上回っている。
私自身、劇場の幕が下りた瞬間に拳を握りしめ、長く続いたドラ映画低迷期に終止符が打たれたことを確信した当時の興奮は、今でも忘れていない。
ドラえもん映画の復活を、高らかに世に宣言した秀作である。

※翌年、あまり復活していなかったことがわかるw

 

 

というわけで、独断と偏見に基づいて色々語ってきましたw
あくまでも大人である私が見た感想なので、子供にヒットするかどうかは別問題ということで……(^^;

残る1位と2位は…………後編に続きます!!(笑)

→後編はコチラ!


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セトシン

セトシン

子育て中三十路副業ブロガー。「天地無用!」の砂沙美ちゃんに魅了され、アニメの世界にどっぷり浸る。 アニメはとにかくシナリオ重視。芯のあるアニメが大好き。泣きたいけど泣かせにかかる要素は大嫌い。とにかくハッピーエンドで泣かせて欲しい人。

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