面白そうに見えるだけ? アニメ「うた∽かた」レビュー!!

      2017/01/25

EMOTION the Best うた∽かた DVD-BOX

放送時期 2004年10月~12月
原作 gimilk
公式HP 不明

鎌倉に住む少女、橘一夏はある日、携帯電話を落としてしまう。
学校内を探す中で、鏡の中に入り込んでしまった彼女は謎の少女マナツと出会う。
一夏は彼女から『神精霊(ジン)』の力を与えられ、何故かそのレポートを作成するハメになるが……。

 

評価得点:★☆☆☆☆ 45点(駄作)

※ネタバレを含みません。

 

雰囲気だけは優秀な不思議なアニメ

不思議な作品だと思う。

 

なんだろう、とても面白そうな世界というか、とても感動しそうな物語が繰り広げられそうな予感が、導入部から終盤に至るまでひたすらに溢れている。
まるでギャルゲーのアニメを見ているような感覚で、「まだ面白くはないけど、これ泣けそうじゃね?」みたいな雰囲気がず~~~っと出ているのだ。

んで、結論的には別に泣けません(笑)

 

シナリオが破綻しているわけでもないし、伏線等のエンターテイメント要素が欠落しているわけでもない。
百合的な恋愛の匂いも少しだけ感じさせてくれたりと、前述のとおり「雰囲気」は悪くない。

ただ、本作には決定的な魅力が欠ける。

安定したシナリオで、起伏のない物語を最後まで描き切っただけの作品というべきだろう。

 

盛り上がりどころで盛り上がれない理由

ラスト近辺の展開は、決して「仕掛け」がないわけではない。
感動の要素を含ませたラストエピソードは、恐らく本作の最大の勝負所であったはずだし、確かに完成度は決して低くはない。
スタッフとしては入魂のエピソードなのだろう。

 

だが、申し訳ないが全く心を動かされない。

 

決して「ツマラナイ」とまでは言わない。
だがそこに、恐らく本作で狙っていたであろう「感動」の要素を感じることはない。

 

何度も言うが、破綻はしていない。
繰り返し言うが、「ツマラナイ」わけではない。

だが、面白くない。

最大の問題は恐らく、エピソードが平和的過ぎることだろう。
終盤に泣くほどの感動を演出したいのなら、物語中盤ではもっとやるべきことがあったはずだ。
あくまでも作品は平和的であり、日常的であり、「ギャルゲーの盛り上がりどころでないエピソード」を淡々と読んでいるような印象である。

 

感動とは、そこに絡むキャラクターの「想いの総量」で決まる要素だと思う。
主人公2人の想いは決して少なくはないのだが、それはどんな凡作でもそう。
名作は、様々なエピソードを絡めて様々な人物の想いを効果的に相乗させる。
本作のラストシーンについては、凡庸なエピソードの中で絞り出せる精々のレベルに過ぎないというのが本質だろう。

 

全くつまらないわけではないが…

何度も言うが、物語が破綻しているわけではないし、脚本も丁寧だ。
故に「見るに堪えない」作品では決してない。

ただ同時に、敢えて見る価値のある作品であるかは疑問符がつく。
少なくとも、全13話を視聴するだけの時間的価値は薄い。
何か別の作業をしながら、「ながら見」するためのアニメぐらいなレベルだろうか。。。

視聴者に期待だけさせながら、延々と空振りを続けていくアニメ……というのが私の意見です。


【PR】「円盤はお布施、実用は動画サイト」のすゝめ

アニメを一気見するとき、ひと昔前ではレンタルDVDが当たり前でした。
しかし、それも過去の話。
金額や効率を考えれば、「アニメ見放題動画サービス」の使い勝手が抜群です!

ということで、PR記事!
アニメ見放題サービスの特徴と、多数のサービスの中から「アニメを見る」ことに特化したお勧めをピックアップしてみました。
是非見てみて下さい!

アニメ見放題サービス徹底比較!「円盤はお布施、実用は動画サイト」のすゝめ


本記事が気に入ったら
イイネ!! をお願いします!

Twitter で
The following two tabs change content below.
セトシン

セトシン

子育て中三十路副業ブロガー。「天地無用!」の砂沙美ちゃんに魅了され、アニメの世界にどっぷり浸る。 アニメはとにかくシナリオ重視。芯のあるアニメが大好き。泣きたいけど泣かせにかかる要素は大嫌い。とにかくハッピーエンドで泣かせて欲しい人。

 - アニメレビュー, ドラマ , , ,