悶絶級のヒロインと没個性なサブキャラ。アニメ「この美術部には問題がある!」レビュー!

   

この美術部には問題がある! 1(Blu-ray初回生産限定版)

放送時期 2016年7月~2016年9月
原作 いみぎむる
公式HP http://www.tbs.co.jp/anime/konobi/

何の変哲もない普通の学び舎である月杜中学校のやはり何の変哲もない美術部における、絵の才能には恵まれているが二次元嫁を描くことを使命とする内巻くんや、そんな彼のことが内心気になって仕方のない宇佐美さん、二人を気にかけているようで寝てばかりいる部長など、あれやこれや問題のある部員達が引き起こすドタバタラブコメディ。(wikipediaより)

 

評価得点:★★☆☆ 75点(佳作)

※ネタバレを含みません

 

メインヒロインの可愛らしさが…

 

ミズキちゃんマジカワイイッスよハンパねぇ!!Σ( ゚Д゚)

 

ということで、レビュアーとして不適切ながらも、久々に一人のキャラクターに心奪われてしまった悲しき二次元コンプレックスでございました(笑)

 

実際問題として、本作の長所がこのメインヒロインである宇佐美さんにあると思う。
「女の子の可愛い描き方」とはかくのごとく、という教科書のような作品だろう。
最近の日常系アニメでよくみられるようになった、恋愛を取り込んだドタバタラブコメというわけだが、とにかく宇佐美さんの表現が丁寧かつ繊細だ。
彼女の心の動きは、それを表現するアニメーションの確かさに支えられて、瑞々しく映える。
彼女の乙女心を描破するために、全12話が用意されたといっても過言ではないと思う。

一方で相手役である内巻くんのキャラクター性もまた、独自性に満ちた清々しいものだ。
彼の最大の長所は、とにかく嫌味がないこと。
男性視聴者から怨嗟と呪殺の声を向けられないだけの(多分)、ある種の特殊性が、本作の清々しいコメディタッチを支えている。

とにかく、このメインヒロインである宇佐美さんと、相手役の内巻くんとの間に成り立つラブコメが本作最大の魅力だ。

 

ただ一方で、他のキャラクターはいまいち、個性に欠けるんだよなぁ……。

 

キャラデザ&作画に頼り過ぎな他キャラ

もちろん、好みはあるだろう。

だがどうしても、本作において大きな欠点と言えるのが、宇佐美さん&内巻くん以外のキャラクターが非常に平凡なテンプレートキャラクターで終わっていることだ。

 

作画もデザインも非常にいい。
各キャラクターはとても魅力的だし、動く様は非常に「可愛らしい」ものだ。
サブキャラクターとして物語を支えるのには十分なキャラクターたちではある。

だが、如何せん個としての傑出したキャラクター性がない。
そのキャラクターたちに「サブ」という冠を外してみたとき、どこかで見たことがあるようなテンプレートなキャラクターばかりだ。
これはエピソードにも顕著に出ていて、メインの2人が主役のお話は面白いのだが、それ以外のキャラクターが目立つお話はあまり出来が良いとは思えない。
極論すれば、キャラクターに個性が無さ過ぎて面白い話が創れないのだろう。

 

何をもってテンプレートなキャラクターであり、何をして個性的なキャラクター性と呼ぶかは非常に難しい問題ではある。
だが本作のサブキャラたちはあまりにもサブとして特化し過ぎており、物語に何ら感情を入り込ませる余地がないのが、最大の欠点だと思う。

例えば、個人的に本作における没個性なテンプレートの象徴ともいえる「先生」。
彼女がもし、内巻くんに惚れてしまったらどうだろうか?(ショタw)
別に「部長」に…でもいいが、こうすれば斬新だし、新しい切り口でコメディを展開できる鍵になる。
全体的に、とにかくキャラクター同士の内面に踏み込んだ相関関係が足りないので、メイン2人以外は漠然としたエピソードに終始せざるを得ないのだと思う。

惜しかったのは転校生の伊万莉ちゃん。
凄まじいキャラクターデザインの完成度とは裏腹に、結局メインエピソードである二人の関係性に首を突っ込めないで終わってしまった。
本作で三角関係をやればよかった、というわけではないが、彼女の使い方をもう一歩踏み込めれば、面白さはもっと上がったと思う。
中二病キャラは先達が偉大過ぎて難しいよね(^^;

 

もちろん、それぞれの描写は適格で破綻なく、リズミカルに物語を盛り上げてくれるのは間違いないので、あくまでも彼女たちを「サブキャラクター」だと割り切ってみてしまえば問題はないのかもしれないが……。
キャラクターデザインがあまりにも良過ぎるだけに、贅沢が言いたくなってしまう(笑)

 

抜群の安定感に支えられたテンポの良い日常アニメ

総評すれば、そういうことになるだろう。
色々言ったが、正直贅沢である(笑)

のめり込めるような深みは薄い(キャラデザ以外w)が、作画も上質でテンポも心地よい。
誰にでもオススメできる良作であることは疑いないだろう。
アニメ作品としての完成度は、非常に高いものである。
日常系コメディとしては、「未確認で進行形」以来の完成度の高さだと思う。

 

最後にもう一度言わせて頂くと、

ミズキちゃんマジカワイイッスよハンパねぇ!!Σ( ゚Д゚)


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セトシン

セトシン

子育て中三十路副業ブロガー。「天地無用!」の砂沙美ちゃんに魅了され、アニメの世界にどっぷり浸る。 アニメはとにかくシナリオ重視。芯のあるアニメが大好き。泣きたいけど泣かせにかかる要素は大嫌い。とにかくハッピーエンドで泣かせて欲しい人。

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